2019年4月
前回から実に6年ぶりのヴェネツィア
前回は、イタリア語に堪能で美術もセミプロ級の友人と、
「ヴェネツィア見倒れ美術ツアー2週間」byわたしがガイドで、
濃いーいジョヴァンニ・ベリーニ巡りでした。
(別に記事あるので、興味のあるかたは見てね)
miomiumoon.hatenablog.com
が、今回は
「(祝)初ヴェネツィア、こんなとこ世界中探してもないぞ、どうだー」byわたしがガイドで、
パートナーの初ヴェネツィアを祝う3日旅。
1ヶ月ヨーロッパ周遊の一部です。
ヨーロッパに入ってから、復活祭で沸くスペインを巡り、
1週間以上を過ぎた頃、ローマからヴェネツィア入りをしました。
ローマからは鉄道ではなく、夜行バスFlixbusでメストレに出て、
そこから列車でヴェネツィア、サンタルチア駅へ。
バスは、ローマのティブルティーナ駅近くのバスステーションから出るのですが
23時過ぎの出発なので駅のバールなども閉まり、バスステーションの場所もよくわからないまま
不安の中、駅から少し歩いていくと、街灯に照らされた寂しげなステーションらしきものが。
正直、一人だったら駅を離れるのが怖くて、バスに乗れなかったかも。
行先はトリエステ。私たちは途中、メストレで下車します。
早朝5時半くらいに着くらしく、起きれるかも不安。
起きれなかったら、予定外のトリエステ観光になっちゃいます。それも楽しいか。
初めてのFlixbusは予想以上に快適で、なんと座席が横に少しスライドしゆったりします。
Wi-Fiも電源も十分使えて安心しました。
そして、まだ真っ暗な5時過ぎにメストレ到着。
ヴェネツィア・メストレ駅はまだ陸地側の駅。
ここから、ヴェネツィア本島の駅ヴェネツィア・サンタルチア駅まで1駅移動します。
この列車でのヴェネツィア入りが私は大好きなのです。
もちろんヴェネツィアらしく水上タクシーとかで行くのもいいのですが
ヴェネツィアまでの長い「リベルタ橋」を渡っていくと、海の向こうに蜃気楼のように見えてくる鐘楼などが
ヴェネツィアが水の街であることを実感させてくれて
どきどきしちゃいます。
10分ほどでヴェネツィア・サンタルチア駅に到着。
駅を見る限りでは、まだヴェネツィアがどんな街なのかよく分かりません。
私が初めてこの街に来た時、添乗員さんに「タクシーでホテルまで移動します」と言われて
車移動なんだと思ったほど、何も知らなかった頃。
駅を出て、目の前に突然広がる運河を見たときに、この街に恋をしたのです。