ひとむかし前のヴェネツィアンガラスといえば
深い赤や青に金彩の華やかなゴブレットや水差しのセットなどでしたが
今の世には重過ぎるのでしょうか
ミッレ・フィオーリ(千の花)と呼ばれるモザイク技法のちりばめられた腕時計や
大胆なデザインとカラーが新鮮なボトルキャップなど
豪華というより繊細
高価というよりセンスというのが今の流れのようです
観光の中心 サンマルコ広場の近くは
ムラーノガラスというには型にはまりすぎたお土産物ばかり並ぶ店も多いですが
本格的なギャラリーが軒を連ねる場所もあります
見るからに一点もの
卓越した技術と自由な創造力が見るものをひきつける・・・
本物を見るということは 絵でもガラスでも
世界はもっと広く果てしないということを改めて思い出させるものです
人の力というものは本当にすごいものですね
* 画像はお気に入りの作家もの
こんなものが自分の部屋にあったら気持ちのいいことでしょう