今はヴェネツィア大学になっている カ・フォスカリの隣り
運河からはよく見えますが 陸からは狭い道をずっと入っていって運河にぶつかり
橋を渡ってやっと入り口
陸から来るお客様なんていなかったんですね
カ・レッツォニコ 18世紀そのままの貴族の館です
典型的なヴェネツィア様式の建築で
運河から中庭まで突き抜けにした大ホールがあります
華ひらくヴェネツィアングラスのシャンデリア
そこかしこに はなやかな色彩のフレスコ画
3階、4階とヴェネツィアの風景や日常を描いた絵が続きます
特におすすめなのが 小部屋の続くティエポロの天井画
道化者プルチネッラがブランコをしたりする そのフレスコ画は
明るく屈託のなさに溢れています
絵を堪能したら 裏口から庭に出て見ましょう
小さいながら整備された庭は 静かで
のんびり ひなたぼっこをするのに最適です
* 写真は運河から見たカ・レッツォニコ 設計はロンゲーナ
G・D・ティエポロの天井画 空色がやわらかく美しい