イタリアが時間にルーズな国民性であることは有名ですが
教会などでも人がやっている以上 時間にはやっぱりルーズ
ガイドブックによるとこの時間は開いているはずが 何度行っても閉まっている
入り口の案内板にはちゃんと同じ開館時間が書いてあるし・・・
そういうことはよくあって 時間の制限のある旅行では残念ながら泣く泣く去るということもあります
ここもそのひとつでした
スクオラ・ディ・サン・ジョルジョ・デッリ・スキアヴォーニ
スクオラとは学校の意味もありますが ここでは信者会の意味です
かつて ユーゴスラビアのダルマチア地方から来た人々(スキアヴォーニ)の信者会の建物
今でも現役で冠婚葬祭などに使われています
小さなこの建物が有名なのはその壁面を飾るカルパッチョの美しい聖人伝説のためです
入り口の黒いカーテンをめくって中へ入りましょう
チケット売りのお兄さんが控えるその部屋がすでにメインイベント
ぐるりと見回すと 天井近くの側面にずらりと並んだ絵・・・
独特な静謐な雰囲気にのまれ あたりは一気にタイムスリップするかのようです
写真は建物正面 小さくさりげなくいきなりあるので見逃さないで